50代女性に増えるがん予防とは?
50代の女性はホルモンのバランスが崩れて心や体に様々な影響がでてきます。
「更年期だからしょうがない」
と簡単にかたずけられてしまいがちですが体の不調をそのままにしないで!!
ここ数年の間に同級生が乳がんや子宮がんで闘病していたり、子宮筋腫で摘出していたりしてました。
身近な人が病気になって初めて健康のありがたさに気付くこともありますね。
50代女性に増えるがんはいくつかありますが、予防が出来るならやっておいた方が断然安心ですね。
乳がんは40代から50代に急増
「乳がん」は女性ホルモンと深く関わっています。
30代から増えはじめて50代が最も多くなるのですよね。
割と多くの女性がかかるがんなので、身近な人も罹っている人も多いのではないでしょうか。
乳がんは早い時期に発見して治療することができたら治すことができます。
私の同級生の場合、乳房に何となく変な違和感を感じてました。
仕事や家庭、子どもの世話に追われて、自分のことをいつも後回しにしていたのです。
かなり進行してからの病院受診となり、余命を宣告されてしまいました。
現在、残された日々を家族と大事に過ごしています。
家族にとっては1年でも1日でも長く一緒に過ごしたいと思っていることでしょう。
この場合ももっと早くに受診していたらと悔やまれます。
大切な人を悲しませないためにも、ふだんから乳房の状態をチェックして置くことは大事です。
乳癌を自分で見つけるには?
乳房のしこり 乳房のえくぼなど皮膚の変化 わきの下のリンパ節のはれ 乳首から分泌物 皮膚のただれ 腕のむくみやしびれ
異常に気付いたら、まずはきちんと検査を受けましょう。
子宮頸がんと子宮体がん
月経ではないのに出血がある場合は子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)の可能性もあります。
ごく最近、友人が子宮摘出術を受けました。
がんではなかったのですが、子宮に違和感があり婦人科を受診したところ、子宮が下がっていることと。
そして、直径5㎝くらいの筋腫が2個あるとのこと。
治療を続けるより思い切って摘出することを希望しました。
友人は「この先、子宮がん検診を受けなくてすむからよかった」と言ってましたが、これは大きなメリットです。
子宮がんの特徴
子宮がんには、「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類あり、発生する場所や特徴がちがいます。
「子宮頸がん」は、子宮の入口にできるがんで、初期の自覚症状がまったくなく、月経とは無関係な出血や性交時に出血がみられます。
進行すると出血が続き量も多くなります。
子宮がんの7割は「子宮頸がん」となっているようです。
「子宮体がん」は子宮の奥にできるがんで、閉経以降にリスクが高く50代から60代に多く、日本では増加しているようです。
主な症状としては月経異常、異常なおりもの(褐色)が増える、閉経後少量の出血が続くなど。
どちらにしても早期発見・早期治療が大切です。
年に1回は健診を受けましょう。
出来れば膣の中に超音波を入れての検査が望ましいですね。
もっと深い検査が出来ます。
定期検査の時、あるいは何か心配なとき等診てもらえるかかりつけの産婦人科医をもつことをおすすめします。
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